11日目:翳りゆく部屋
ライブ会場にいくと
プレゼント箱なるものが
設置されている
昔は寂しい感じ
今はモリっと
いいね
ファンから贈られた品の話を
されてこともあったから
きっとご本人に届くのだろう
ただ
何をお届けするか
悩む
油絵でも描ける技量があれば
いう事なしなんだが
哀しいかな
そんなものはないのである
固形物持参できず
忍びなさを感じつつ
手紙をポンといれておしまい
いつもこれ
返事はまだない (あるわけがない)
さて、
日本じゅうの誰もが知っている大曲
別れ
荒井さんが描く静かーな空気の流れ
その中を蠢く女性心理
その世界をエレカシバンドが演奏をし
男である宮本浩次が感情移入し歌う
昔野音で聴いてたまげた
その後アルバムに入って
より洗練されてて
斬新
言い方は大変失礼なのだが
ズルい(涙)
切ないどころか
胸がちぎれる
2番のはじまりから
最後の1音が消えるまで
大変
天性の表現力
感受性の豊かさに
深いため息がでる
この歌詞の中の女性に自分を重ねたのか
魂の歌声を生んで
人は
愛なくしては生きられない
愛を求めてる
エレカシが絡むと
性別じゃなく
人間
人の生きる様がむき出しになるから不思議
わたしが今死んでも…
私にとって大切な
アルバム STARTING OVERにある
それと
デビュー30周年を記念した
ベストアルバム厳選30曲の中にも
選曲された
カバー曲がベストに入ってる
このベストにかける並々ならぬ強くてあつい気持ち、感じた
エレカシにとっても
歌い手としても
とっても
スペシャルな出来事だった
直近では30thツアー北とぴあと、ファイナルで
でも生きてる間にもっとこの曲は聴きたい
エレカシの演奏と、宮本さんの歌声で
今日のタイトルは、そんな大切な
翳りゆく部屋、とする